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プライベート空間

完全に周囲から遮断された自分だけの空間。
自分だけに許された時間と場所。
その時、人はどうするのか。
いわば世間からの解放。自分が解き放たれる。

プライベート空間と言えば、なにやらカッコイイですが、
実は変態空間と同意語なのです。

例えば出張や旅行先のホテルのシングルルーム。
コータの場合、部屋に入るや否や、全裸になる。
そしてすかさずテレビの有料放送のPAYボタンをON。
外出しようが、就寝しようが、朝までエロビデオを流しっぱなし。
あえぎ声もこの空間では、バックミュージックだ。
トイレのドアなんて閉めない。全裸で入り、全裸で出る。
入口近くの全身鏡に自分の姿を写しながら、タバコに火をつけ観賞。
ベッドの上に置かれた浴衣。こんなものいらねぇ!と投げ捨てる。
直前にコンビニで買ったエロ本を取り出し、ベッドに寝転びながら
エロビデオとエロ本の見事なコラボを完成させる。
至福の時が流れるぜ・・・。

まあ、こんな風に過ごすのが通例だと思います。
プライベート空間は最高に自分を引き出してくれるのです。
しかし、まれにプライベートだと思ってたら、プライベートじゃなかった
という史上最悪のケースがあります。

お風呂場でのこと。
またまた全裸で恐縮なんですが、その開放感からか、
お風呂もプライベート空間となるのです。
お風呂で歌を歌うと気持ちいいですよね。
湯煙というスモークの中で、空間で反射される自分の歌。
その時はおにゃんこクラブの真っ赤な自転車という歌を熱唱していたんですが
宅配業者が家にやってきたんですよね。
いつもなら前に止まる車の音で自分の歌を一時停止するんですが
その時はどうゆう訳か、もう玄関に来てましてね。
また玄関から風呂場が家の構造上近いんですよ。うん、丸聞こえ。
やばい!と思い、一旦歌を止めようかと思ったんですが、
途中で止めたら逆にバレバレだ!とか訳のわかんないパニックに陥りまして
結局最後まで熱唱することに。
しかも代引かなにかで対応している親がもがいてやがる。
宅配業者と親とのやりとりに、
オレのおにゃんこクラブが裏で流れるというすごい構図が完成。
後で親に「もうちょっとマシな歌にしなっ!」と
勘違いも甚だしい説教を受けました。

逆にプライベートを垣間見てしまう場合もありまして、
職場のトイレの個室に篭っていたらですね、
他のオッサンがおしっこに入ってきて、誰も居ないと思ったのか、
「はぁ・・ワシ頻尿やぁ・・・」
そんなことをここで告白されてもですね、
オレもどうしていいか、わかんないっすよ。
しかも世界一どうでもいい情報をゲットしてしまった。

とまあ、プライベート空間は至るところにありますが
本当にプライベートなのかどうか、見極めてから、
自分を全開にして頂きたいと思います。

ちなみにこの日記、最初に書き上げたやつはあまりにも内容が濃く、
女こどもは泣き出しちゃうレベルに達してましたので
3度書き直しています。

  by kohta-land | 2007-03-19 10:54 | リアル

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